2011年05月03日
種をまく人
ツルハシブックス、西田です!
本日は、
これからの田植え、苗植え、種まきシーズンに
ぴったりな小説です。
「種をまく人」(ポールフライシュマン あすなろ書房)
舞台はアメリカ・クリーヴランド。
ゴミ捨て場となっていた空き地に
ベトナム人の女の子が3粒のマメの種を蒔いた。
それを隣のアパートの住人だった
おばちゃんが見つけ、
「麻薬か拳銃か埋めたのではないか?」
と思い、隙を見つけて掘ってみた。
すると、拳銃なんて見つからない。
なにもない。と思ったら
ハッと気がついた。
マメの種だ。
その日から少女が気になって仕方ない。
水やりに、少女がやってこない日は、
代わりに水やりをするようになった。
ひとり、またひとりと、
ゴミ捨て場を菜園にしていく人が増えていった。
いつしか、菜園は
人種や年齢を超えた、憩いの場所となった。
1粒の種。(正確には3粒だけど)
始まりはマメの種。
そこから、地域をつなぐ菜園ができていく。
これだ!
って思った。
あの日、僕はまきどき村のコンセプトに自信を持てた。
畑をベースに人がつながる場所をつくるんだ。
そこから全てが始まった。
種まきシーズンに必読の1冊。
あなたも蒔いてみませんか?
新しい時代の種を。

本日は、
これからの田植え、苗植え、種まきシーズンに
ぴったりな小説です。
「種をまく人」(ポールフライシュマン あすなろ書房)
舞台はアメリカ・クリーヴランド。
ゴミ捨て場となっていた空き地に
ベトナム人の女の子が3粒のマメの種を蒔いた。
それを隣のアパートの住人だった
おばちゃんが見つけ、
「麻薬か拳銃か埋めたのではないか?」
と思い、隙を見つけて掘ってみた。
すると、拳銃なんて見つからない。
なにもない。と思ったら
ハッと気がついた。
マメの種だ。
その日から少女が気になって仕方ない。
水やりに、少女がやってこない日は、
代わりに水やりをするようになった。
ひとり、またひとりと、
ゴミ捨て場を菜園にしていく人が増えていった。
いつしか、菜園は
人種や年齢を超えた、憩いの場所となった。
1粒の種。(正確には3粒だけど)
始まりはマメの種。
そこから、地域をつなぐ菜園ができていく。
これだ!
って思った。
あの日、僕はまきどき村のコンセプトに自信を持てた。
畑をベースに人がつながる場所をつくるんだ。
そこから全てが始まった。
種まきシーズンに必読の1冊。
あなたも蒔いてみませんか?
新しい時代の種を。

Posted by ツルハシブックス at 11:04│Comments(0)
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